明日できることは今日しない
正直恥ずかしいですが。
普段、ほとんど本といわれる本は読まない。
最近、どういう風の吹き回しか・・。本を読むようになった。
その切っ掛けがこの一冊。
スローライフのために『しないこと』 著者 辻 信一
本て、どうやって選べばいいか正直わからない。
装丁で選んだ。紙の材質や文字。デザインがシンプルで気に入った。
明日できる事は今日しない??ちょっと後ろ向きな話じゃ??
今の時代どんどん時間を有効に詰め込んで生活するかが、キーポイントのような世の中。
ビジネスに成功した経営者が、テレビなどメディアにでて成功論を語り、
いかにして、時間を有効に使うか語るビジネス書を出版する。
トイレの時間や車や電車での移動時間まで、ボ〜〜っとしているのは無駄だから、
英会話の勉強をしたり本を読んだりしろと書いてある。
だいたいメディアに顔を沢山出し、アピールをする経営者は信用出来ない。経験論だから。
そんな会社に居た事が以前あったけど、人間的に、ろくな経営者ではなかった。
表向きはとてもいいから評価はされるけど、そういう会社の内情はひどいものだ。
そんな本とは逆行するような本だと思ったけど。天の邪鬼心がはたらき、読んでみようと買ってみた。
この本は、全然後ろ向きの話ではなかった。時間の捉え方を、よりスローにしてくれた。
本を読まない僕でも食い入るように読んでしまったのだから・・。面白かったのだろう。
ビジネス書を買わなくて良かったと思った。←実はそんな本を買いに行ったのでした・・。
仕事が大変で残業ばかりしてる人。セッカチに行動している人。ビジネス書を買いに行こうと思ってる人。
気が向いたら、手に取ってみて下さい。時間の価値はどこにあるのか?
帯には、こう書いてある 『すること』に追い回される人生をやめよう。あなたと時間が仲直りする、引き算の発想。
装丁にも感心した。
また、おもしろい本紹介します。
by tomo_photolife
| 2010-01-22 12:23
| Book